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  3. 介護士の仕事はどんなもの?
介護に関わる職業って?

介護士の仕事はどんなもの?

家事

身体と精神のサポート

それでは、介護士としての仕事についていくつかの方向から説明します。
介護士というのは正確には「介護福祉士」という職業名で、これを略する形で介護士と呼ばれています。
介護福祉士は主に加齢や認知症、病気などが原因で日常生活を営むことが難しくなってしまっている人を対象に、入浴や食事、排泄などの日常生活に必要な介護を行う仕事ということになるのです。
ただ、これらを機械的に行えば良いというわけでは有りません、当然ながら相手は人間であり、そのことを踏まえて仕事をする必要があります。

身体的なサポートだけではなく、精神的なサポートも行えるようになるのが介護福祉士としての目標です。
本当の意味でその人の人生を支えることができるような人でなければなりません。
それでは、主に介護福祉士が行うことになる4つの業務内容について紹介します。

まず1つ目が「身体介護業務」です。
これは前述のような食事や排泄のような、日常生活において困難な動作をサポートする仕事となります。
利用者が望んでいるサポートがどのようなものなのかを考えながら行う必要があります。
何でもサポートして楽にしてあげれば良いというわけではないことには注意しなければなりません。

2つ目は「生活援助」です。
食事の配膳や掃除洗濯、あるいは買い物など、家事全般の援助を行うことになります。
在宅介護において特に重要視される介護サービスの1つとなります。
ただ、これについては特に利用者の意思を確認し、依頼を受けたことだけをするようにしましょう。

3つ目は「相談と助言」です。
介護を行っている本人だけではなく、その家族からも相談を受けることになります。
介護上の不安なことに答え、適切なアドバイスを行います。
専門的な知識がなければ行うことが出来ないものであり、日々勉強をして対応をしなければなりません。

そして最後に4つ目は「社会活動支援」です。
高齢者になると多くの人が社会的に孤立しやすくなってしまいます。
こういった状況を解決するために、近隣の人とのコミュニケーションをサポートしたりするのも仕事の1つです。

介護福祉士は国家資格

では介護福祉士になるにはどのようなことをする必要があるのでしょうか。
介護福祉士は国家資格によって認められる資格であり、この資格を取得しなければ介護福祉士と名乗ることが出来ません。
この資格については下記サイトにも詳しく紹介されています。
>>【Career Garden】

取得のためには大きく2つの方法があります。
1つは專門の養成施設を卒業するというものです。
こちらの場合、卒業時点において資格を取得することができるようになっています。

もう1つは、国家試験を受験し合格する方法です。
こちらを受験する場合、福祉コースを卒業しているか、あるいは3年以上介護職としての実務経験を積んでいる必要があります。