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サービスについて

ショートステイサービスとは?

ショートステイサービスの内容

ショートステイは別名「短期入所生活介護」と言われる、短期的な介護のための入所です。
期間としてはだいたい数日~1週間くらいとなっていて、その間日常生活のサポートや機能訓練といったことを行います。

利用対象者としては、普段は自宅で家族からの介護を受けているものの、家族が傷病となったり、また冠婚葬祭などで数日留守にしなくてはならなくなったという人です。
他にも特に事情がない場合であっても、介護の負担が家族にとって重い時に、数日離れることで気分を変えるといった目的でも利用をすることができます。

介護を受ける側にとっても、在宅ではどうしても引きこもりがちになってしまい社会的に孤立した状態にもなりがちです。
そこで他の入所者や介護スタッフとコミュニケーションを取ることで、気分を変えることができるというメリットがあります。
いきなり長期の施設に入所をするのではなく、ある程度体が元気なうちにショートステイを利用しておくことで、将来的に入所が必要になったときの心の準備もできるでしょう。

ショートステイができる施設には大きく二種類があり「併設型」と「単独型」があります。
「併設型」とはショートステイだけでなく他の介護をするための施設があるというものです。
特別養護老人ホームや介護療養型医療施設、老健といった大型施設の内部に、ショートステイ用の設備がついているといった形になっています。

もう一つの「単独型」は、他の介護施設が一緒になっておらず、ショートステイ専用の設備がされているものを言います。
さらにショートステイ用の施設では多床型・従来型個室・ユニット型個室・ユニット型準個室といったように部屋のタイプが異なっているので、本人の希望や介護の必要度に応じて選ぶようにしましょう。

なお料金としては大部屋や多床部屋になるほど安くなり、個室やリビング付きの部屋などオプションにより利用料が高くなっていきます。

介護者と被介護者のストレスを抑えられる

ショートステイのメリットは、介護を行う家族などの負担を軽くすることができるということです。
介護はそれを行う人も受ける人も精神的ストレスを伴うものなので、社会的に孤立をしてしまわないようにショートステイのようなしくみが必要となります。

利用方法

ショートステイは基本的には介護保険の適用範囲となっていますが、日数が長くなると超過した分は実費として請求されます。
介護認定を申請するときにあらかじめ何日まで利用できるが決定されるので、その日数から好きな時を選んで申し込みしましょう。

あらかじめ利用が可能となっている日数のうち、半分くらいは利用をすることが自治体から積極的に推奨されているので、それぞれの最寄りの認定介護施設に連絡をして利用をしてみてください。