介護に関わる職業って?

看護師とは?

パソコン

今も昔も変わらない仕事内容

テレビなどの影響で、今でも看護師に転職したいと思っている方は多くいます。

というのも、医師の指示を受けて治療、もしくはリハビリなどに対応する人物として、人と関わり合うことのできる仕事として、看護師は認知されていることが多いからです。
しかも、昔に比べて仕事内容が大きく変わったということも少なく、安心して働ける環境作りにおいても高い評価を受けています。

また、看護師の主な仕事内容ですが、診療、検査、服薬、薬剤の管理、カルテの管理などを主に行います。
昔に比べて大きく変わったところですが、これらの情報のやり取りが厳しくなったところが大きな違いでしょう。
例えば、診療に関してもチーム制で行うことが多くなり、看護師が自発的に診療を行うケースは減っています。
監督に値する人物(医師、看護長など)の指導を受けて、はじめて診療が行われるという仕組みになっていますし、情報の伝達でも電話だけでなく、スマートフォンを使用することもあります。

他にも、パソコンを使ってエクセルなどに情報を保存する、保存した情報はデータだけでなく、テキストとして書類に記録することも大事な場面が多く、このような作業だけで1日を終えてしまうこともあるのです。
さらに、個人情報保護方針に則って、情報を管理することが大事なので、電話連絡の際も、誤って個人情報を他人に伝えないようにするといった、現代ならではの対応を研修という形で学ぶケースも増えてきました。
看護師の勤務先も、病院だけでなく、介護施設、保健所、もしくは企業や学校というケースも存在します。

転職の場合は経験も要求される

看護師の資格ですが、正看護師の場合は看護師国家試験に合格している必要があります。

一般的な検定とは違い、大学、短大の卒業者であることを証明できる、そして資格(国家試験の合格)を得ていることも証明できないといけないのです。
そのため、1級、2級のような格付けは存在しません。
ただ、准看護師を目指す場合は、学習期間が3年以内になることが多いため、正看護師、准看護師で学習内容が異なるケースも存在します。

さらに、未経験者であっても、実務経験を得ているのかどうかを聞かれることが多いです。
実務経験とは、大学、短大を通じて具体的にどのような看護、介護の訓練を受けたのかという意味です。
そのため、実務経験が少ない場合は、質疑応答が長くなってしまうこともあります。
さらに、勤務先によっては高齢者の介護など、特殊な環境下でも勤務できるかを聞かれるケース、勤務時間、休み、通勤について要望があるのかを聞かれることもあるので、このような対応をそつなくこなせるかも肝心です。